少年サッカートレーニング!頭を使わせないと巧くなりません!!

こんにちは。debuyaです。
新型コロナウイルスによる自粛期間があり、チームとして悶々とする日々が続いていましたが、6/1から活動再開する運びとなりました。

もちろん新型コロナウイルスが無くなる事はないので、今後も感染、重症化しないための予防措置をしながらのトレーニングになります。
幸いな事にサッカーに関しては、青空の下でのスポーツで選手同士が接触する時間も割と短いので、スポーツの中でも割と感染しにくいスポーツだと言えます。

その点では、不幸中の幸いにも再開しやすく、気を使いながらでも十分にトレーニングできるかと思います。
今回は、チーム再開後の最初の土曜日、6/6のチームトレーニングの紹介をしたいと思います。

JFA(日本サッカー協会)からコロナによる自粛期間から再開された後のトレーニングの仕方、ガイドラインが出ています。
再開後1ヶ月ほどの期間を使って以前の体力に戻せるような流れを作る必要があります。

そのため、今回のトレーニングでは、サッカーに関するテーマを設けずに、ある程度楽しみながら体力回復させていくという事を主においてトレーニングをしました。

ウォーミングアップ

少年サッカー トレーニング

・トレーニング内容
コーチとハンドパスをした後に様々な動きでランニング
腕を回しながらスキップ
サイドステップ
ジャンプ
足上げ
など

・子ども達に伝えたポイント
体をしっかり動かすこと

・トレーニング成果
楽しくやっていた

・今後の課題
ハンドパスではなく次回は足でのパスにする

・寸評
いぜんから行っているパス&ゴーをしながら様々な動きをしてもらうというトレーニングをU-8以下の子ども達にしてもらうためにコーチが入ってのハンドパスでアレンジして行いました。

次回は多少失敗はするかもしれませんが、足でのパスに切り替えてやってみたいと思いました。

ボールタッチ

少年サッカー トレーニング

・トレーニング内容
縦踏み
インサイドタッチ
など色んなボールタッチ

・子ども達に伝えたポイント
ボールを見ないでやること
ミスしてもOK
足の感覚を大事にする

・トレーニング成果
巧い子はやる気に溢れてやるし、下手な子はごまかしたりやる気がなかったりする

・今後の課題
単調になりやすいトレーニングほど子ども達にどうやってやる気を出させるかは工夫が必要

・寸評
この日は、気温も高くなり、自粛明けという事もあり子ども達が集中してトレーニングするのが難しい日とも言えました。
その中で子ども達に反復の重要性、基本の重要性を伝えるのは難しいなと感じました。

小学4年生以上(U-10以上)であれば自分なりの考えもしっかりしてきて指導者が伝えた事を考える力が出てきますが、現在自分が預かっているのが2年生、1年生、年長さんなので、真剣さを求めるのはまだ早いなと考えています。

真剣さよりもこの時期は楽しさを重視していきたいので今後はできるだけ単調なトレーニング、子ども達にとって楽しくないトレーニングはしないように工夫したいなと思いました。

ビンゴゲーム


引用元:YouTubeサカイク編集部
https://www.youtube.com/watch?v=AZibU3d37Ck

・トレーニング内容
動画同様に2チームに分かれてビブスを各チーム3つずつ持つ
先頭の子が9つあるマーカーのどこかにビブスを置いて次の子どもと交代
順番にビブスを置いていき最初にビンゴになったチームの勝ち
3枚ずつ使ってビンゴにならなかった時はビブスを持たずにスタートして自チームのビブスを1枚だけ動かして良い

・子ども達に伝えたポイント
自分たちのビブスをただ単に一直線に置いていくと単なる競走で早い者勝ちになる
だから相手に3つ並ばせないために邪魔をして置く事も重要

・トレーニング成果
考えながら楽しくトレーニングできていた

・今後の課題
理解できている子と理解できていない子がいるので理解できていない子(状況判断が乏しい子)を理解させれるかが重要

・寸評
以前に預かっている子ども達でもやった事のあるトレーニングで楽しくかつ状況判断が養えるトレーニングだと言えます。
ただし、やっていくうちに考えて状況判断できる子といつまでやっても状況判断ができない子に分かれてきます。

状況判断ができない子をじゃあダメ!で終わらせるのではなく、今こういう状況だからどうしたら良かったと思う!?と確認や復習させる事が今後のひとつポイントになっていくと思います。

最後はゲームをして終了しました。
ビンゴゲームでも子ども達に考えてもらいましたが、「相手の邪魔をする」という事はサッカーの試合においてひとつ重要なポイントになるのでゲームの中でボールを持った選手に対して邪魔をする、すぐにディフェンスにいく、ボールを奪うことを意識してコーチングしてみました。

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*上記リンクは外部リンクです。

全体を通してのまとめ

少年サッカー トレーニング

当たり前ですが、子どもは「楽しい事」、「やりたいこと」は、自ら率先してやろうとしますし、「面倒くさい事」、「やりたくないこと」はやろうとしません。
やりたくない事を歯を食いしばって根性出してやれ!というコーチングもありだと思いますし間違っているとも個人的には思っていませんが、どうせやるなら楽しくトレーニングして欲しいと考えています。

もちろん、どこかのタイミングで「しっかりやる事」、「真剣にやる事」、「嫌な事もやらないといけない」という部分は教えていかないといけません。
しかし、そのタイミングは低学年にする必要性は少ないと考えています。

なので、今後もしばらくは子ども達が「楽しい」と思ってくれるようなトレーニングをやっていこうと考えています。

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