少年サッカートレーニング!今年度はU-8以下でのチャレンジです!!

こんにちは。debuyaです。
新年度からは、U-8以下(小学2年生以下)のカテゴリーを担当することになりました。

現在、新型コロナウイルスが話題になり、感染者も日を追うごとに増えている状況下で私たちのチームでは、公式戦、リーグ戦の中止、トレセンの延期、トレーニングマッチの禁止などが指示されていますが、トレーニングに関しては禁止命令が出ていないので限定的ではありますが、トレーニングは再開されました。

U-8以下では、試合は基本的にほとんどないのでコロナウイルスの影響は少ないかもしれませんが、最善の注意をしながらトレーニングを行うことになっています。

今回は、子ども達と初顔合わせだったので最初のあいさつから始まり、最初のウォーミングアップなどは旧コーチが担当しました。
その後は、私の方でトレーニングを担当しました。

順番に紹介していきますので実際の現場で参考にされたい方は是非参考にしてみてください。

ライフキネティック

少年サッカー トレーニング

・トレーニング内容
①ボール2個使って両手でドリブル
②ボール2個使って手でドリブルしながら足でドリブル
③ボール2個使って1個のボールを触ってボール2個を運ぶ
④ボール2個使って左足で1個、右足で1個ボールを運ぶ

・子ども達に伝えたポイント
失敗しても全然オッケーだから考えながら楽しくやること

・トレーニング成果
難しいと言いながらも楽しくしていた

・今後の課題
時間の配分を気にしないと子ども達が飽きてしまうので注意が必要

・寸評
新年度に自分が担当することになり、昨年度までしていたトレーニングと全く違うトレーニングをすることになった子ども達からすると戸惑いもありながら探りを入れながらトレーニングしていた感じがありました。

ただ子ども達は楽しそうにしていたので個人的には満足しています。

ドリブル+シュート

少年サッカー トレーニング

・トレーニング内容
コーンにぶつからないようにドリブルして最後にシュートを決める

・子ども達に伝えたポイント
ドリブルの時にボールを見るのではなく周りを観るようにすること
あわてないこと

・トレーニング成果
割とボールばかり見る子は少なかった

・今後の課題
相手がいないところへドリブルすることとフェイントをすることの順序が分かっていなかったので今後わかってもらえるような順序立てのトレーニングが必要

・寸評
従来まで私どものチームで多くの指導者がドリブルのトレーニングをする時にマーカードリブルを取り入れる人がほとんどです。
現状としては、変わっていません。

しかし、私個人としては、ボールフィーリングの部分も重要ですが、低学年の時からボールを見てドリブルする、視線を下げるという事は、あまり良く無いと考えているのでまず最初にフェイントやボールタッチの部分よりも目線を上げるという事を子ども達に意識してもらいました。

コーンにぶつからずにドリブルするためには

・ボールを足元から離さない
・ボールを見ずに目線を上げる
・あわてない

という事を意識してもらいました。

初めてトレーニングを見させてもらった子ども達でしたが、割と巧くトレーニングしていました。

3対3+サーバーのゲーム

少年サッカー トレーニング

・トレーニング内容
サーバーにパスを繋げると1点のゲーム

・子ども達に伝えたポイント
相手がいないスペースへドリブルで運ぶ
サーバーへのパスコースが塞がれているのであればサーバーが動く時間を作ってあげる

・トレーニング成果
要所でサーバーを見ている子が何人かいた

・今後の課題
ボールに絡もうとする子どもとボールに絡もうとしない子どもが両極端だった

・寸評
ゴールへのシュートではなくサーバーへのパスにする事によってゴールの状況を見ずに適当にシュートという状況ではなく、「サーバーを観る」という機会を作ったトレーニングです。

フィールドプレイヤーはサーバーをしっかり観ることができれば得点のチャンスが増えますし、サーバーは状況に合わせて動いてボールを受けるというアイデアがあれば得点チャンスが増えるという意図のトレーニングです。

積極的にボールに絡もうとする子は、ものすごく積極的でしたし、周りに譲ったり、あまりボールに絡みたくない子どもはかなり消極的でした。
最後にゲームをして楽しんでもらって本日は終わりました。

ゲームの際には、昨年度まで教えていた新中学1年生も3人来ていたので参加してもらいました。
顔を出してくれるだけでも嬉しい限りです。

【城彰二】あの城彰二がついに、プロの企業秘密を初公開!トッププロとして、少年サッカー指導者として、様々な経験の中から培った城彰二ならではの発想と実戦ノウハウをここに公開します。
*上記リンクは外部リンクです。

全体を通してのまとめ

少年サッカー トレーニング

今回は、子ども達を観るのが最初だったので、子ども達の基礎運動能力を見ながらテーマが「観る」という流れになりました。
本来「観る」は、サッカーにおいては、全てのスキルにつながる基本なのでテーマではなく常に働きかけたい部分です。

観るは当たり前にしなければいけない事と子ども達が理解した上でトレーニングの「テーマ」を今後引き出していきたいと感じました。
新型コロナウイルスの影響でいつまで継続的なトレーニングができるかはわかりませんが、できる範囲で子ども達のスキルを上げていきたいなと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク