少年サッカートレーニング!思い通りにいかない時こそ重要!!

少年サッカー トレーニング 練習メニュー
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こんにちは。debuyaです。
今回は、活動再開2日目、6/7に行ったトレーニングを紹介したいと思います。

 

連日の高温によって子ども達の体力的な部分、熱中症などに注意しながらのトレーニングになりました。
私が現在預かっているのが低学年という事もあり、直近に大会などもありませんし、ある程度、時間を掛けて子ども達のスキルアップを図りたいとも考えているので、無理に激しいトレーニングは現時点では考えていません。

 

しかし、勝負事になれば熱くなってしまうのが子どもであってしょうがない事だとは思いますが、今回も蓋を開けてみれば子ども達は熱のこもったトレーニングになってしまいました。
細かい部分は以下で順番に紹介していきます。

 

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ウォーミングアップ

 

少年サッカー トレーニング

 

・トレーニング内容
コーチとパスをした後に様々な動きでランニング
腕を回しながらスキップ
サイドステップ
ジャンプ
足上げ
など

 

・子ども達に伝えたポイント
パスってなに!?

 

・トレーニング成果
楽しくやっていた

 

・今後の課題
強い正確なパスが蹴れるような体の使い方を習得させることが必要

 

・寸評
以前から行っているパス&ゴーをしながら様々な動きをしてもらうというトレーニングをU-8以下の子ども達にしてもらうためにコーチが入ってのハンドパスでアレンジして行いました。

 

前回まではハンドパスによるパスで行っていましたが、今回は足でのパスで行いました。
トレーニングを始める前に子ども達に足でのパスをしてもらう趣旨を伝えて「パスって何!?」という質問をしました。

 

最大の目的は正解を出してもらうことではなく、考えてもらう事が目的です。
「相手の足下にボールを渡す事」、「相手に渡す事」など様々な子ども達なりの答えが返ってきました。

 

何度も言うように正解を最大の目的とはしていないのでインサイドで蹴ってくださいとも私からは伝えていません。
今回は、ただひとつ「相手がトラップしやすいボールを返しましょう」という事だけを伝えました。

 

お手本のように様々なキック、パスが来ましたが、笑いながら子ども達が楽しそうにやっていればOKです。
親御さんはどう思っているか分かりませんが、もっと巧くさせるのは、もう少し後で良いと思いながらやってもらいました。

 

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チーム戦でのしっぽ取り

 

少年サッカー トレーニング

 

・トレーニング内容
最初は1対1でしっぽ取りをしてもらう
しっぽを取られたチームは1人増えて、今度は1対2でしっぽ取り
全滅した方が1人ずつ増えていき最終的に全滅した方が負け

 

・子ども達に伝えたポイント
1対2になった時にどこにポジショニングを取れば2人を見る事ができるか!?
逆に2人の方は、どうやって攻めたら相手のしっぽを取りやすいか!?
を考えながらやって欲しい

 

・トレーニング成果
やる気マンマンで楽しくトレーニングをしていました。

 

・今後の課題
楽しいゲームからより戦略的に行っていくこと
サッカーの試合でも重要な「複数の人間を観る」、「相手の視界から消える」などの要素を意識して実践してもらうこと

 

・寸評
子ども達は勝負が大好きなので遠慮しながらもやりだしたら真剣そのものでした。
専門的に言うとまだまだ考えてプレーしてない、戦略的にできていないなど課題は盛り沢山にあるので改善の余地は大量にあります。

 

この改善の余地を時間を掛けて改善していき、改善した事がサッカーに繋がっていくんだよという事を伝えていく事が重要だと考えます。

 

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ドリブルしながらのチーム戦でのしっぽ取り

 

少年サッカー トレーニング

 

・トレーニング内容
先ほどのしっぽ取りをドリブルしながら行ってもらう
ボールを奪うのではなくしっぽを奪う事は変わらない
ただし、ボールがエリアを出ればしっぽを取られたのと同様
長時間ボールを離している場合は、私がボールをエリアから蹴りだすというルール

 

・子ども達に伝えたポイント
ボールを持ちながら相手に背中を向けない事

 

・トレーニング成果
考えながら楽しくトレーニングできていた

 

・今後の課題
ボールを持ちながら周りを観るという基本スキルを鍛える必要がある

 

・寸評
先ほどはボールなしでのしっぽ取りだったが、今回はボールを持ちながら(ドリブルしながら)のしっぽ取りなので難易度はアップします。
子ども達は潜在的にボールをエリアに出しての失格を嫌がるので必然的にボールを見ようとします。

 

そうなると日頃足下が巧い子どもでも簡単に相手にしっぽを取られたり、すぐ近くに相手のしっぽが取れる状況であっても気づかなかったりします。
ボールを見ずに周りを観る、それでもストレスなくボールを保持できるというのが今後の課題になっていきます。

 

また、このトレーニングの最中に相手にボールを蹴られたとぐずった子どもがいました。
すぐ近くにお父さんがいたので、その子どもはお父さんにヘルプを求めにいきました。

 

お父さんは、怒らずに笑顔を見せながら毅然とした態度で子どもに話しかけていました。
我が子への対応でしたが、個人的には非常に良い子どもの接し方をしてくれたなと思いました。

 

なので私はあえて子どもには何も言いませんでした。
子どもは悔しそうにしながらも再度トレーニングに参加していました。

 

子どもの中での小さな世界の中で自分が思っている事が絶対だ!と思う事はよくあります。
それを修正したり、違う世界もあるんだよと伝えていくのが私たち指導者であり、親でもあります。

 

なので親自身が小さい世界の中の自分の絶対を子どもに与えて欲しくないとは個人的には思います。
あらゆる可能性、あらゆる事が怒るんだよという事を子ども達は学んで行って欲しいと思います。

 

この後はコーンを使ってのドリブルをしましたが、しっぽ取りに多くの子ども達が全精力を費やしていて真剣さや集中力があまり無く、成果も少なかったので今回は割愛させてもらいます。

 

最後は3チームに分かれてのゲームをしました。
このゲームにおいてもちょっと問題が発生したので記しておきます。

 

結論から言うと、ある子どもがぐずりました。
ぐずった本当の原因は言いませんでした。

 

しかし、3チームに分けてのゲームよりも2チームに分けた方が良いという主張はしていました。
自チームが失点してから明らかに態度が変わりました。

 

要は2チームに分けて巧い子と同じチームになってやった方が勝ちやすいし、楽しいと考えたんだと思います。
低学年あるあるだと思います。

 

私は合間にその子を呼んで1対1で話をしました。
サッカーがチームプレイであること、君のような態度を他の子がしていたら君はどう思うか!?考えてもらいました。

 

次の日にその子がどういう態度でどういう心理でトレーニングにくるか分かりませんが、次回に再度話をしたいなと思っています。
サッカーは巧い子に頼るのではなく、自分自身がチームを勝たせる存在にならないといけません。
それを子ども達には、どこかのタイミングで理解して欲しいなと思っています。

 

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全体を通してのまとめ

 

少年サッカー トレーニング

 

炎天下の中で体力も低下している中で、子ども達の体力UP、テーマを決めて行うトレーニングの難しさが改めて理解できました。
そのため、しばらくは子ども達の体力UPを重点的に楽しみながらやれるトレーニングが重要だと思いました。

 

もちろん、体力UPばかり考えて個人的なスキルがなにもUPしていませんでは話になりませんが・・・。
そのバランスを考えながら短時間で集中できる環境づくりをこれからも考えて実践していかなければいけないと思いました。

 

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