こんにちは。debuyaです。
今回は、8/1に行ったトレーニングを紹介したいと思います。
今回のトレーニングは結論から言うとあまり成果が出なかったと思います。
理由としては、いろいろありますが
・気温が高く、子ども達が集中できなかった
・休みの子どもが多く、低学年の子(1年生以下)の割合が多くなった
・すぐ近くで草刈りをしていたので注意がそちらに向いてしまった
・トレーニング内容が良くなかった
など、反省点が多いトレーニング日となりました。
2年生、1年生、年長さん、年中さんと幅広くいる子ども達のどこにレベルを合わせるかの難しさは、低学年ならではの難しさに感じます。
サッカーが巧い巧くないとは別で、言葉が通じる通じないという問題もあります。
現場を預かっている指導者の立場としては、預かっている全員がより巧くなって欲しいという思いは、常に持ち続けています。
多くの子ども達を預かる立場であればあるほど、広い視野でトレーニングさせたいと考えています。
では、今回のトレーニングを紹介していきます。
ボールタッチ
・トレーニング内容
縦踏み
インサイドタッチ
など色んなボールタッチ
・子ども達に伝えたポイント
できるだけボールを見ないでやること
ミスしてもOK
・トレーニング成果
徐々にボール扱いに慣れてきている
・今後の課題
暑さなどの厳しい環境下でも集中できる時間配分や教育など工夫が必要
・寸評
本日もウォーミングアップを兼ねたトレーニングでボールタッチをしました。
ここ数日連続でボールタッチをさせて改めて思う事は、試合で活かされる活かされないは置いておいて、継続してボールタッチをすれば誰でもそれなりに上手くなるという事です。
これは、個人的な仮説ですが、経験値によるものが大きいと思っています。
そのため、普段しているボールタッチを苦にせずやれる子が、やった事がない新しいボールタッチになると苦戦するという場面は多々出てきます。
ボールタッチばかりしていても巧くなりません。(ここで言う、巧くならないは試合で活かされないという意味)
かといってボールタッチを全くやらなかったら、これはこれで巧くなりません。
子ども達にどれくらいボールタッチをさせるのか!?は指導者として難しい部分だと個人的には感じます。
ケンケンでのおにごっこ
・トレーニング内容
通常のおにごっこを逃げる人もおにもケンケンで行う
・子ども達に伝えたポイント
休まない
両足を付けないこと
・トレーニング成果
子ども達は楽しそうにしていた
・今後の課題
サッカーのためのトレーニングという考えが乏しいので高年齢の子が低年齢の子を狙ってばかりでトレーニング要素が乏しかった
同じ2人で交互にタッチしあっている場面もあった
・寸評
本日の隠れたテーマはケンケンでした。(隠れてませんけど・・・笑)
サッカーは、足でボールを扱うため、随所に片足立ちを必要とする場面になります。
片足立ちやケンケンをする時にバランスが崩れてしまったり、思った通りに動けなければプレーにも影響を及ぼすと私は考えています。
思った通りのプレーをするために、運動神経を鍛えるためにケンケンは重要だと思います。
ただ、今回のトレーニングで言うと満足のいくトレーニングにはなりませんでした。
課題でも記載しましたが、単に子ども達がキャッキャして終わった印象を受けました。
しっかりとトレーニングだという事を子ども達に理解させ行動させる事が最も重要だと改めて思いました。
ケンパー
・トレーニング内容
ケンケンパーをやってもらう
・子ども達に伝えたポイント
上げた足を後ろではなく前に上げるようにする
・トレーニング成果
頭で考えながら行っていた
・今後の課題
よりスムーズに体を動かせるようにしないといけない
・寸評
ケンケンだけをした状態で上げた足を前にしてと言えば誰でもできます。
そのため、パーを挟んで瞬間的に、上げた足が前にくるようにケンケンができるようにトレーニングしました。
大人の自分がやれば簡単な動きなんですが、低学年の子ども達には難しい動きだったみたいです。
頭で考えながら行っている様子が随所にありました。
トラップからシュート
・トレーニング内容
私がパスして選手は動きながらトラップしてシュート
・子ども達に伝えたポイント
トラップする直前にうまくケンケンを入れること
・トレーニング成果
巧くできる子は巧くできていた
・今後の課題
トレーニングに集中させること
・寸評
本日のメインのトレーニングです。
何がメインかと言うと最も課題が残ったトレーニングでした。
何が課題かと言うとトレーニング内容がどうとかではなく、子ども達のトレーニングに取り組む姿勢に課題が残りました。
自分の順番が回ってくる前にボケーっとしていたり、他の人が行っているトレーニングを見ていなかったり、周りと話に夢中になっていたりと、スムーズなトレーニングとは、程遠いものになりました。
途中から出番の子どもがボールを見ていなくてもわざとボールを出し続けました。
もちろん、ボールはそのままコロコロと転がっていきます。
途中で気づいた子どもは慌ててボールに走っていきます。
当然、こんな状態ではトレーニングになっていません。
動くボール(パス)に対して巧くコントロールする事が目的のトレーニングですが、トレーニングになっていません。
内容は省略しますが、軽く怒りました。
サッカーのトレーニングに来ているハズなのにトレーニングをしようとしない、話を聞こうとしないなどのトレーニングに取り組む姿勢が納得できなかったので説教しました。
トレーニングしたくないのであれば帰ってもらっても良いです、とも言いました。
子どもなので怒れば、その場では改善されます。
しかし、サッカーがやりたくて、サッカーが巧くなりたくてトレーニングに参加しているハズなのに、友達との会話に夢中になってトレーニングそっちのけというのは、低学年であっても理解に苦しむ部分です。
本当にサッカーがやりたくてやっているのかな!?本当に巧くなりたいと思ってるのかな!?と疑心暗鬼にもなります。
しかし、言い訳はしません
トレーニングに集中させる環境を自分が作れていないんだと考えて今後のトレーニングでは改善していきます。
最後にゲームをして終わりました。
【城彰二】あの城彰二がついに、プロの企業秘密を初公開!トッププロとして、少年サッカー指導者として、様々な経験の中から培った城彰二ならではの発想と実戦ノウハウをここに公開します。
*上記リンクは外部リンクです。
全体を通してのまとめ
・低学年なんだからトレーニングに集中できないのは当たり前だろ
・子ども達をトレーニングに集中させれない指導者の問題だろう
・先生や指導者の話をちゃんと聞くように育てていない親にも問題があるだろう
など、いろんな声はあると思います。
私が言っている事は必ずしも正解ではありませんし、不正解でもないと思っています。
根底に「プレイヤーズファースト!」、「子ども達のために行っている!」があれば対応の仕方が違ったとしても間違いではないと個人的には考えています。
もちろん自分が間違っているのか、間違っていないのかを判断してくれる第三者の存在も重要です。
指導者もどれだけ経験年数を経てもミスすることはあります。
選手と同じでミスがダメなのではなく、ミスした後にどう改善するのかが重要だと私は考えます。