【失点を減らして勝利に導く】サッカーのディフェンスの基本を紹介!

サッカー ディフェンス 基本 サッカーブログ
スポンサーリンク

 

「ボールをうまく奪えない!」
「相手に簡単に抜かれてしまう!」
「簡単に失点してしまう!」

 

今回は、このようなお悩みを持たれているサッカー経験が乏しい親御さんと少年サッカーをしている子供さん向けに答えていきたいと思います。

 

この記事を書いている私は、サッカーのC級ライセンスを所持して、少年サッカーの現場で約10年間ほどの指導実績があり、チームを県大会で優勝させた実績もあります。

 

こんにちはdebuyaです。

 

小学生にサッカーでやりたい事は何ですか!?と問えば、シュートを決めたい、点を取りたい、ドリブルで相手を抜きたいなど攻撃に関する事をやりたがる傾向が強いと言えます。

 

しかし、実際のサッカーの試合では、たったひとつしかないボールを相手から奪うことから始めないとやりたいプレーをすることができません。

 

そして、日本の子供達は日頃から足元の技術を鍛えるトレーニングを多く行っており、「ボールを奪う」というスキルが、あまり高くないと言えます。

 

サッカーでは、パス、トラップ、ドリブルなどのボールを扱うことに対しての基本があるわけですから当然、ディフェンスに関しての基本も存在します。

 

しかし、子供達に教えていないのか?教えれないのか?は分かりませんが、ディフェンスの基本を理解していない子供やチームをよく目にします。

 

そこで今回は、ポジショニングに関する基本や対人でのディフェンスの基本など、トータル的なディフェンスの基本を紹介していきたいと思います。

 

スポンサーリンク

サッカーのディフェンス時のポジショニングの基本

 

サッカー ディフェンス 基本

 

まずは、ディフェンス時のポジショニングの基本について紹介していきます。

 

チームとしてのディフェンスを大きく分けると、相手1人1人にマークを付けるディフェンスとエリアごとに守るゾーンディフェンスの2種類があります。

 

小学年代では、ゾーンディフェンスは難易度が高く、使いこなせるチームは少ないので、今回はマンツーマンに近いディフェンスの場合を想定して紹介していきます。

 

マークの付き方の基本ポジション

 

相手に自由に攻撃をされないためにディフェンスの時には、相手に対してマークにつきます。

 

相手をマークする時には、基本的なポジショニングの仕方があります。

 

言葉で表現すると

 

「相手と自陣ゴールを結んだ延長線上かつインターセプトを狙えて裏を取られないところ」

 

になります。

 

サッカー ディフェンス 基本

 

マークの目的は、相手からボールを奪うためであり、失点を防ぐためです。

 

よく勘違いされるのが、マークをする基本のポジションにいれば、それでオッケーと考える子供は多くいます。

 

復唱しますが、相手からボールを奪うためにマークをするのであり、相手から失点を防ぐためにマークをするのですからマークをする相手から離れすぎてもいけませんし、近すぎてもいけません。

 

インターセプトを狙える、相手がトラップした瞬間を狙える、裏を取られない、という一見矛盾しているように感じるポジションを自分なりに見つけ出すことが重要になります。

 

具体的に、ここのポジションが正解ですというものはありません。

 

人によって足の速さも違えば、視野も違い、フィジカルの強さも違います。

 

何度も相手をマークして、インターセプトができるポジション、ボールを奪えるポジション、裏を取られないポジションを理解していくことが大切です。

 

グループで考える基本ポジション

 

サッカーは11人vs11人のスポーツです。(少年サッカーは8人vs8人)

 

オフェンスだけではなく、ディフェンスにおいても1人でディフェンスをするのではなく、グループやチームとしてディフェンスをする必要性があります。

 

グループとしての最小人数、2人でディフェンスを考える時に基本になるのは、「チャレンジ&カバー」という原則になります。

 

チャレンジ&カバーとは、ボールを持っている相手に対して味方の1人がボールを奪いにいく「チャレンジ」をする、ボールを持っていない相手をマークしている味方はチャレンジにいく味方を「カバー」しながら自分のマークをケアするというプレーになります。

 

サッカー ディフェンス 基本

 

カバーする側は、チャレンジに行った味方が万が一にドリブルで抜かれた時に備える、自分がマークしている相手にパスが来た時に自分がチャレンジできるようにする、という2つのプレーが可能なポジションにポジショニングする必要があります。

 

カバーを意識しすぎて後方に離れると自分がマークしている相手にパスが入った時にプレッシャーを掛けれなくなってしまいますし、自分のマークしている相手に近づきすぎると味方がドリブルで抜かれた時のカバーが間に合わなくなってしまいます。

 

そのどちらも対応できるポジショニングを何度も練習しながら身につける必要があります。

 

しかし、基本的にはチャレンジしにいった味方に対して斜め後ろにポジショニングすることが多いと考えられます。

 

スポンサーリンク

ボールを奪う、抜かれないためのディフェンスの基本

 

サッカー ディフェンス 基本

 

ボールを持った相手と1対1の局面になった時にボールを奪ったり、抜かれないようにしたり、相手よりも勝るプレーをするためには、局面ごとの状況判断が第一に重要になります。

 

なぜかというと、状況によって選択しなければいけないプレーが変わってくるからです。

 

選択するプレーには、ディフェンスの優先順位が基本としてあります。

 

ディフェンスの優先順位は

 

・インターセプトを狙う
・トラップしたところを狙う
・振り向かせないようにプレスを掛ける
・抜かれないようにしっかりと付いていく

 

になります。

 

より詳しく知りたい方は【ボールを奪う】サッカーの1対1でのディフェンスの優先順位!!を参考にしてみてください。

 

相手が前向きでボールを持っている状態なのであれば、ディフェンスで大切なことは「足を出さない」ということです。

 

不用意に足を出してボールを取りに行くと簡単に抜かれたり、パス&ゴーの動きについていけなくなってしまいます。

 

そのため、足を出さずに相手に対してプレッシャーは掛けるんだけど、重心は後ろ重心である必要があります。

 

後ろ重心にして、相手がドリブルで抜きにきたと同時に後ろ向きで対応しボールと相手の間に体を入れて対応することが理想的と言えます。

 

相手が後ろ向きでボールを持っている状態なのであれば、スピードに乗ったドリブルで抜かれるリスクは低くなるので積極的に足を出してボールを奪いに行く必要性があります。

 

しかし、抜かれるリスクは低かったとしてもボールを持った選手が巧い選手であれば、ターンやフェイントなどで抜かれるリスクもありますので、抜かれるリスクを補いながらボールを奪うチャレンジをする必要があります。

 

相手が前向きでボールを持っている場合や後ろ向きでボールを持っている場合でディフェンスの仕方は異なりますが、どちらにも共通して言える事は状況判断が最も重要だと言うことです。

 

ボールを持っている相手に対して、毎回こういう対応をしておけばオッケーというお決まりの基本は存在しません。

 

相手の状況に応じたディフェンスを自分なりに確立させていく必要があるかと思います。

 

スポンサーリンク

まとめ

 

サッカーはオフェンスとディフェンスを比較すれば圧倒的にオフェンスが有利になります。

 

ディフェンスは基本だけを意識していても失点を防ぐことができません。

 

そのため、ディフェンスは個人としての臨機応変な対応、グループとしての対応、チームとしての対応が重要になります。

 

ただし、ディフェンスの基本を理解して実行できれば失点数は確実に減っていきます。

 

失点数を減らす、ボールを奪うスキルを上げるためにディフェンスの基本を理解して、日々の練習からチャレンジしてみてください。

 

守備の判断力を養う〜ジュビロ磐田のディフェンストレーニング〜[サッカー 378-S 全4巻]
*上記リンクは楽天リンクです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました