オンザボールとは!?サッカーはボールを持っている瞬間が見せ場!!

「サッカーで使うオンザボールってどういう意味ですか!?」

今回は、こんなギモンを持たれているサッカー未経験の親御さん向けにオンザボールについて紹介したいと思います。

こんにちは。debuyaです。
少年サッカーの現場では、それほど多く使われる言葉ではありませんが、サッカーの専門用語としてオンザボールという言葉が存在します。

サッカーの専門用語の中でもあまり使われない言葉かもしれません。
そのため余計にサッカーの知識が乏しい方からすると何を言っているのかさっぱりわからん!
となってしまうかもしれません。

オンザボールの意味は、すごくシンプルなので是非覚えていってください。

オンザボールの意味

サッカー オンザボール

オンザボールとは、ずばりボールを持っている状態を表します。
反対にボールを持っていない状態の事をオフザボールと言います。

オフザボールに関して詳しく知りたい方はオフザボールとは!?サッカーはボールを持っていない選手が重要!!を参考にしてみてください。

サッカーの指導をする時の多くは、ボールを持っていない選手に対しての指摘がほとんどです。
そのためボールを持っている選手の話をするための「オンザボールの選手がどうのこうの」という会話にはなりにくいのです。

ただし、オンザボールという言葉は、それほど出てこなかったとしてもオンザボールの状態は非常に重要です。

オンザボールで重要な事

サッカー オンザボール

サッカーに対する考え方は100人いれば100人違うので、何が正解で何が不正解という明確なものはありません。
しかし、個人的にはボールを持った状態でのテクニックやスキルも重要ですが、その前に「考え方」を頭の中で整理しておく必要があると考えています。

オンザボールの選手が、まず最初に考えなければいけない事はゴールを奪う事、シュートを決める、シュートを打つという事です。
当たり前ですが、サッカーは多く点を取ったチームの勝ちです。

つまり、相手よりも1点でも多く点を取って勝つのが最大の目的になります。
自分自身がシュートを決めるという意識を持つ事は最も重要な事です。

しかし、サッカーは相手がいるスポーツなので、当然ですが、簡単にゴールを決めさせてくれるわけがありません。
その時に重要なのが、どうしたらチームとして点を取る事ができるかと言う事です。

シンプルな表現をすると「ボールを相手のゴール近くまで運ぶ」必要があります。
自陣のゴール前からシュートを打ってもゴールが決まるわけがありませんが、相手ゴールの目の前でシュートを打てれば高い確率でゴールを決める事ができます。

なのでオンザボールの選手は、今現状、自分が持っているボールをどうやって相手ゴールまで運ぶか!?を考える必要があります。
ボールを相手ゴールまで運ぶ事が難しい時に、相手にボールを失わないという事を考える必要があります。

今、言葉で考える優先順位を記載しましたが、実際のサッカーの試合において、オンザボールの選手が優先順位を考えながらプレーしている選手は、意外と少ないのが現実です。

ボールを持ったらまず相手にボールを失わないようにしたり、縦パスが通せるのに、横パスを選択してしまったりと時間が止まらないサッカーの試合では、優先順位を考えれていないのが現実です。

オンザボールの状態で状況判断できていないとかそもそものスキルやテクニックが足りていないなど、様々な問題があるのだと思います。
なのでトレーニングの中でボールを持った状態のスキルやテクニックを鍛えていく必要性があります。

オンザボールで鍛えなければいけないスキルやテクニック

サッカー オンザボール

オンザボールの状態で鍛えなければいけないものは何!?となった時に日本の育成年代で多くある実例はドリブルなどのテクニック、足下の技術を重視する傾向があります。
これはズバリ間違いではありません。

育成年代、特に小学年代のゴールデンエージと呼ばれる時期は、神経系の発達が良く、教えた事を即座に習得できる期間と捉えられています。
この期間にドリブルなど、足下の技術を鍛える事は理にかなっています。

しかし、個人的にはドリブルなどに偏りすぎている指導や育成は良くないのではないかと考えています。
サッカーに必要な要素、ドリブル、フェイント、パス、コントロールなどあらゆる要素をバランス良く鍛える事をしないと良い選手とは言えないと個人的には考えています。

ドリブルは巧いけどパスは全然出せないとかパスを繋ぐ事はできても相手のディフェンスを突破する事は全くできないとかでは、良い選手とは言えないのではないでしょうか!?

【城彰二】あの城彰二がついに、プロの企業秘密を初公開!トッププロとして、少年サッカー指導者として、様々な経験の中から培った城彰二ならではの発想と実戦ノウハウをここに公開します。
*上記リンクは外部リンクです。

まとめ

サッカーはボールを持っている瞬間が最大の見せ場と言えます。
良い意味でボールを持っている選手は、自分で考えて、自分で判断してプレーを選択する事ができます。

上手くいけば褒められるし、上手くいかなければ指摘される可能性はあるかもしれませんが、何よりもボールを持っている瞬間がサッカーをしていて楽しい瞬間です。

選手がボールを持った時にどんなプレーを選択してくれるのか、楽しみながら試合を観てみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク