少年サッカートレーニング!速くプレーできれば優位性が持てる!!

こんにちは。debuyaです。
今回は、6/27に行ったトレーニングを紹介したいと思います。

前回、オフェンスのボールを持った時に何を考えなければいけないのか!?どうしなければいけないのか!?などを子ども達に理解してもらいました。
もちろん、低学年なので理解はできたとしても実際にスキルを発揮するためには、基本的なドリルトレーニングや基礎的な体の動かし方の習得が最低条件になってきます。

なので、今回は割とどこのチームでも行っているような基本にシンプルなトレーニングを行いました。
ただし、ドリル的なトレーニングは同じことの繰り返しで子ども達が最も「飽きやすい」トレーニングになりがちなので、子ども達がやる気を持ってトレーニングを行うような「工夫」は必要だと考えます。

ラダートレーニング

少年サッカー トレーニング

・トレーニング内容
1マスに一歩ずつステップしていく

・子ども達に伝えたポイント
腕をできるだけ早く振る
一歩着地する時にもう片方の足を後ろに残さずに前に持ってくる
普通に走る時と同じ状態ですること

・トレーニング成果
個人差はあるが走り方の改善は多少見られた

・今後の課題
ベタっと着地するステップを改善させる必要がある

・寸評
ラダートレーニングは様々なステップをすることでいろんな効果が期待できますが、今担当している子ども達に対しては、ラダートレーニングを初めて行った、低学年ということもあり、1種目だけにしました。

今回の最大の目的は、基本的な走り方の改善です。
今預かっている子ども達に限らず、何人かの子供達は、明らかに早く走れないだろうという走り方をします。

この基本的な走り方を改善してあげないとサッカーにおいてのスピードアップや敏捷性は期待できません。
なので子ども達には、何のためのトレーニングか!?という問いに「足速くな〜る」と伝えて行ってもらいました。

腕を早く振ることによって足も連動して速くなる
着地の時に反対の足を前に持ってくることによってスプリント技術が上がる
といった事を子ども達に理解してもらいながら行いました。

ドリブル

少年サッカー トレーニング

・トレーニング内容
コーンからコーンの間をドリブル
コーンからコーンの間にコーンを置いて途中にあるコーンを1周する

・子ども達に伝えたポイント
失敗しても良いからトップスピードでドリブルする
ボールを大きく蹴ってダッシュのようなドリブルじゃないドリブルはやらないように
ボールはできるだけ見ない

・トレーニング成果
体とボールができるだけ離れないようには意識していた

・今後の課題
ストレスなくトップスピードでドリブルできるようにしたい

・寸評
走り方のトレーニングをしたので、ドリブルに関しても同じようにトップスピードでできるようにトレーニングしました。
当然ですが、低学年の子ども達には難しいトレーニングです。

ただ、実際の試合で相手を「ここだ」というタイミングで抜かなければいけない時には、やはりスピードが最低限なければ抜く事はできません。
できるけどやりませんとできませんでは、やはり全く違います。

ボールを運ぶ、相手を抜くといった事が自由にできるようにドリブルの基本をもっと巧くなってもらいたいなと感じます。

ドリブルでコーンを交わしてシュート

少年サッカー トレーニング

・トレーニング内容
設置したコーンをドリブルで交わしてシュート

・子ども達に伝えたポイント
ドリブルの時に方向(矢印)をしっかりと変えること
素早くシュートまで行う事

・トレーニング成果
プレッシャーを与えた時には、素早く行っていた

・今後の課題
プレッシャーがない時は、素早くできるはずなのにゆっくりとしている部分を子ども達に理解させる

・寸評
低学年のドリブルあるあるですが、敵に見立てたコーンをフェイントで交わす事なく、直線的にコーンを避けてドリブルするというシーンが多く出てきたので、それではこのトレーニングの意味がない事を伝えました。

もちろん、ミスやしっかりとシュートが打てないという場面も数多くありましたが、ドリブルの方向を変えなければいけないという事を説明した後は、割とみんな巧くやってました。

また、多くの子どもが、ドリブルからシュートまでをのんびりとやっていたので後ろからプレッシャーを掛けてモタモタしてたらボール取っちゃうよ!とプレッシャーを掛けました。
子ども達は、そうなると慌て出すのですが、割とミスも少なくやってました。

極論から言うとトレーニングのためのトレーニングをしていて試合で素早くやらなければいけないという認知が、まだ乏しいのだろうなと予想しました。
この部分は、これから時間と日数を掛けて経験値を上げていかなければいけないと思いました。

最後は、今回のトレーニングで成果があるかどうか!?を確認するためのゲームをして終わりました。

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全体を通してのまとめ

少年サッカー トレーニング

サッカーで重要な要素のひとつとして「素早く考える」という要素がありますが、それと同時に「素早く動ける」という事ができれば、より優位性を持つ事ができます。
考える事も動く事も簡単にできるのであれば誰も苦労はしません。

いかに早く考えて、いかに速く行動できるか!?を鍛えるために日々のトレーニングが必要になります。
できない事をできるようにトレーニングして「できるようになった!」という喜びや楽しみを子ども達が感じてくれるようになる事を期待しています。

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