こんにちは。debuyaです。
先日、野球界の名選手であり名監督であった野村克也さんがお亡くなりになりましたね。
謹んでお悔やみ申し上げます。
私自身は、サッカーをしていますが、子供の頃は野球もよくやりましたし、当時はテレビ中継もよくしていたので祖父と一緒によく見ていました。
そのため、現在でもプロ野球に関する試合やニュースは、よく目に止まります。
野村克也さんが現役当時のことは、深くは知りませんが、強いヤクルト時代の監督姿などは今でも記憶に残っていますし、まさに名将という言葉が合う監督だったと思います。
野球を熟知した名将だからこそ言える名言
そんな野村克也さんは、名言を言う事でも有名です。
「優勝チームに名捕手あり」
「1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう。」
「ID野球の極意は、重い予備知識と軽い先入観。」
など数多くの名言を残されています。
そんな多くの名言の中でかなり有名で、私自身も大好きな名言が
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
です。
この言葉は本当にサッカーでも当てはまりますし、他のスポーツにおいても当てはまる言葉だと思います。
少年サッカーの指導者をやりだしてから「この試合はなんで勝てたんだろう!?」と思うような不思議な勝ち方をした試合はいくつかありました。
逆に負けた時には、「なぜ、負けたんだろう!」と不思議に思う試合はひとつもありません。
負けた試合は、必ず負けにつながる「原因」がありますし、もっと言うのであれば負けた原因が分からないと指導者としてのスキルが足りないと思います。
「負けたけど良い試合だったね!」
よく日本で耳にする言葉ですが、確かに表面的にはそうかもしれませんが、指導者目線で言うと負けたからには、必ず負ける原因があります。
負けて良い試合は無いんです。
周りが負け試合でも観ていて感動したなどの感情を抱いてくれることは、素晴らしいことだと思いますが、指導者としては次に試合をした時には、原因を改善させて必ず勝ちたいと考えるべきです。
指導者が更なる高みに向かっていくために「もっと努力をしないといけない!」という想いが込められた野村克也さんらしい名言なのではないかと思います。
以前に紹介させてもらった、アーセン・ベンゲルの名言も同じような意味で捉えれると思いますが、試合の勝敗だけを追い求めても結果は付いてきません。
負けた試合から、「なぜ負けたのか!?」の原因を追求して、その原因を改善して初めて勝つ可能性がある試合になるという勝敗においての原則原理なのではないかと思います。
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突然の訃報に衝撃が走りましたが、野村克也さんのご冥福をお祈りいたします。