サッカーのダブルタッチとは！？小学生でもできる練習やコツを紹介！！

ダブルタッチって何！？どんな場面で使うの！？
ダブルタッチのやり方やコツが分からない！

今回は、こんな疑問をお答えしていきます。

本記事の内容は

・ダブルタッチとは！？どんな場面で有効か！？を解説
・ダブルタッチのトレーニング方法を紹介
・ダブルタッチがうまいトップ選手を紹介

になります。

この記事を書いている私は、サッカーのC級ライセンスを所持して、少年サッカーの現場で約9年間ほどの指導実績を持っています。

ダブルタッチとは！？どんな場面で有効か！？を解説

ダブルタッチとは、サッカーで相手をかわすテクニックのひとつです。

相手がボールを奪いに足を出したところを足の内側（インサイド）でボールを横に動かし、反対の足の内側（インサイド）でボールを前に運びます。

数多くあるサッカーのフェイントの中では、ボールを体から離す時間が少なく、難易度はそれほど高くないので、低学年の頃からでも習得が可能です。

また、試合の中でも効果的なテクニックであるため、小学生からプロまで幅広く使われるテクニックだと言えます。

例えばサッカーの試合の中でボールを持ってもパスもフェイントもできずに簡単にボールを取られてしまうなどといった場面は多くあると思います。

そんな時にダブルタッチひとつでも身につけておけばボールを取られる場面は減少させれるはずです。

なのでダブルタッチは、サッカーがまだ巧くない選手であればあるほど身につけたいテクニックだと言えます。

ダブルタッチは、細かいボールタッチで狭い局面でも使えるので

・相手に詰められる場面
・サイドからのカットイン

などでは、特に効果的なテクニックと言えます。

他のフェイントが苦手とか巧くないという選手であってもダブルタッチをひとつマスターしておけば

・ボールを持った時にどうしよう！？
・相手を上手くかわすことができない
・ボールを簡単に失ってしまう

などといった悩みを軽減させることができるはずです。

当然、最初はダブルタッチをしようと思っても簡単に上手くできるものではありません。

でも大丈夫です。

何度も繰り返しトレーニングしていれば誰でもできるようになるのがダブルタッチです。

この記事を読んでくれている、あなたがもしも指導者の方なのであれば選手達に是非、ダブルタッチをマスターさせてあげてください。

ダブルタッチのトレーニング方法を紹介

ダブルタッチをトレーニングする時には、段階に応じて、難易度を変えていくのが良いと思います。

①まずは、止まった状態からダブルタッチをする

②ボールを転がしてあげて、転がったボールをダブルタッチする

③ドリブルしている最中にダブルタッチをする

④マーカーなどの障害をかわすドリブルをしているどこかでダブルタッチをする

⑤対人での1対1でダブルタッチをしてかわせるようにチャレンジする

⑥2対2や3対3などの複数でのトレーニングの中でパスorドリブルorシュートなどといった選択肢の中でダブルタッチを使って相手をかわせるようにチャレンジする

というように選手達の実力に合わせて難易度を調整してあげることが重要だと思います。

場合によっては、①ではできないけど②だとできるとか
⑤ではかわせないけど⑥ではかわせるというように選手によってトレーニングの中でも得手不得手はでてくるかと思います。

重要な事は、選手達により多くの成功体験を引き出してあげることが重要だと考えます。

引用元：YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wKLp2lg6ogc

上手くダブルタッチができるようになるポイントとしては

・ボールを横に動かす時に斜め前にボールを転がさないようにする
・右でも左でも両方できるようになるのが望ましい
・横に動かす幅はできるだけ大きく動かす方が望ましい
・大きく動かせないのであればトントンというリズムとスピードを重視しないといけない
・選手がどのようにボールを動かせば良いのか理解できていない時はマーカーなどを設置してボールを動かす基準を設けるなどの工夫をすると良い
・指導者が実践できるのであれば実践して見せた方が理解は早い
・指導者が実践できないのであれば、できる選手を捕まえてデモをしてもらうことも効果的

などになると思います。