サッカーは最重要じゃない!でも努力をするためのツールとしては最高!!

こんにちは。debuyaです。
今回は、私が日頃から思っていて、子ども達に伝えている一部をご紹介させてもらおうと思います。

海外であろうが日本であろうがプロスポーツ選手が引退した後に転落人生に陥るという話は、ちょこちょこ出てきます。

事の真実は当事者しか分からないわけですから軽はずみなことは言えませんが、酒に溺れたり、薬物に手を出したり、借金したりするというのは、本人の心のどこかに弱い部分があったのではないかと想像できます。

プロサッカー選手やプロ野球選手時代には、

・才能で生きてきてほとんど努力していない
・周りからチヤホヤされて調子に乗った
・スポーツ以外のことが無知でスポーツが無くなったらどうしようもなくなった

など仮説の話ですが、多くはこんな理由があるのではないかと容易に想像できます。
日本のスポーツ界で最も最近で、世間を賑わせたのが元プロ野球選手の清原和博さんの薬物問題だと思います。

これも仮説の話で真相は当事者しかわかりませんが、逮捕されるまでの間に清原さんに人間教育を本当にできた方がいなかったから、こういう事態に陥ってしまったのではないかと個人的には考えています。

プロスポーツ選手が現役を引退してからのセカンドキャリアに何をするかというのは、大きな問題だと思いますし、社会的に守っていかないといけない部分だとは思います。

しかし、このような問題が出るたびに私の中では、島田紳助さんが吉本の養成所にいる生徒さん向けに話した内容を思い出します。

最高の努力をすれば違う道でも成功する

サッカー 努力

「才能が5段階、努力が5段階」

「才能と努力は掛け算で5の才能を持った人が5の努力をすれば5×5で25、最高の結果が生まれる」

「5の努力ができる人は、仮にお笑いの才能が無かったとしても、才能がある他の道にいけば必ず成功できる。なぜなら5の努力ができる人だから」

「自分の才能が5なのか2なのかは、本人にも分からない。だから努力すんねん。」

「5の努力しても売れなければ諦めがつく。5の努力をしてないから未練タラタラで居座ろうとすんねん」

細かい言い回しなどは覚えていませんが、要点をまとめると上記になります。
才能があろうがなかろうが、努力をすれば何かで必ず成功できるという解釈だと個人的には思っています。

もちろん、努力の「やり方」は重要だと思います。
正しい努力って「何!?」と聞かれれば私も正しい努力はわかりません。

島田紳助さんは、昭和時代のような汗水垂らして時間を掛けることを努力と言わず、「分析」をしっかりとすることが努力というようなニュアンスで話をしていました。

改めてご自身で振り返ってみてください。

自分は5の努力できていますか!?

私自身は、できていないと思っています。
サッカー指導者としての才能もあるのかないのか分かっていません。
でも、だからこそ努力しています。

島田紳助さんは、こんなことも言っていました。

「よく、お笑いには一発屋っておるやろ!?なんで一発で終わんねん。一回成功したのに、なんで売れんくなんねん」

「芸人がニーズに合わせて売れたんじゃなく、芸人がやっていたことがたまたまニーズに合ったから売れただけや」

「たまたま売れたから、売れなくなったらどうしたらいいか分からんくなんねん。だってたまたまやから」

「ターゲットは誰で、今は何を求められているのか!?などを分析できて初めて、「さあ、何やろう」やで」

ビジネスで言うマーケティング要素ですね。
スポーツ選手も同様のことが言えると思っています。

才能だけで、たまたまプロスポーツ選手になったとしたらプロスポーツ選手じゃなくなった時にどうしたら良いのか分からなくなります。
なぜなら、「たまたまだから」です。
プロスポーツ選手が引退した後に転落人生に陥るという話は、まさにこの典型的な話なのではないかと考えます。

では、私たち少年サッカーの指導者という立場の人間が、そうならないために何ができるでしょうか!?
私の考えは、「教育」しかないと思っています。

サッカーがどれだけ巧くなったとしても万引きするような子どもに育てて良いはずがありません。
サッカーだけ巧くて、まわりの親御さんやチーム関係者からチヤホヤされて調子に乗って、「サッカーだけしていれば良い」と考えるような子どもの道を正してあげないといけないと考えます。

自分の我が子が、サッカーだけできて人間的にダメな大人にはなって欲しくありませんし、他の家の子であってもサッカーというツールで子どもを預からせてもらっているのであれば思いは同じです。

サッカーが巧いか巧くないかは、個人的にはどちらでも構いません。
それよりも努力に勝るものはないということを子ども達には理解して欲しいと願っていつもサッカー指導をさせてもらっています。

ここまで話した内容をそのままでは小学生は理解できるはずもないので、もっと噛み砕いて、シンプルにわかりやすく話をしています。
地方の一サッカー指導者の言葉が、小学生の心にどこまで深く刺さっているかはわかりませんが・・・。笑

自分たちが大好きなサッカーだからこそ今できる最大限の努力をして欲しい。
それでダメだったら、プロになれなかったら諦めれば良い。
でもサッカーで努力したことは、絶対に無駄にはならない。

そんな私の思いが子ども達に伝わればトレーニングに取り組む真剣さも変わってくると思っていますし、子ども達の振る舞いも変わってくると信じています。

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*上記リンクは外部リンクです。

サッカーで成功することが、人生においての最大のミッションではないはずです。

長い人生を考えれば家族を守らないといけません。
我が子を幸せにしないといけません。
社会貢献しないといけません。

男子であれば仕事をしてお金を稼いで自分の周りの人を幸せにする必要があるはずです。

サッカーは素晴らしいスポーツだと私は思っています。
しかし、合わせて素晴らしいスポーツだけど全てではないはずです。

人生においてもサッカーにおいても努力なくして成長はないと思います。

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