少年サッカーのフォーメーションの特徴!個人的に考える3-2-2!!

「8人制サッカーの3-2-2の特徴が知りたい」

今回は、こんなお悩みを持たれている初心者サッカー指導者さんのために3-2-2の特徴を教えたいと思います。
この記事を読み進めれば自分のチームのフォーメーションとして3-2-2を採用するかしないかは別として3-2-2というフォーメーションの特徴、難しさ、注意しなければいけないポイントが理解できると思います。

こんにちは。debuyaです。
私はこれまでに様々なフォーメーションを試して試合を行ってきました。

その中で上手くいく部分もあれば上手くいかない部分が出てくるのは当然のことです。
サッカーのフォーメーションはあくまで選手のポジションの基本ベースであって絶対的なものではありません。

しかし基本ベースとなるフォーメーションの特徴を知っているか知っていないかでは、試合内容は大きく異なってきます。
そこで今回は、少年サッカーの現場では割と多い3-2-2のフォーメーションについてご紹介したいと思います。

少年サッカーのフォーメーション3-2-2の特徴

サッカー フォーメーション 特徴

3-2-2というフォーメーションは、全体的なバランスを考えれば難しいフォーメーションだと思いますが、選手、指導者ともに戦い方を理解すれば相手を圧倒する可能性に溢れたフォーメーションだと個人的には考えています。

ただ、選手達の流動的な動きは絶対条件になるので低学年の時点では、動き方を理解すること自体難しいかと思います。
選手のスキル、理解力が高ければ選手ひとりひとりが活かされるので、強豪チームでは割と多く採用されたりするフォーメーションと言えます。

少年サッカーのフォーメーション2-4-1のメリットデメリット

サッカー フォーメーション 特徴

中盤の両サイドのスペースをどう守るかが重要

サッカー フォーメーション 特徴

3-2-2は、MFが2枚ということもあり、両サイドにスペースができます。
この両サイドのスペースをMFのどちらかがケアするのか、サイドDFが対応するのか、FWに下がるようにしておくのか、もしくは捨てるのか、何かしらの対応を前もって考えておく必要があります。

仮に相手のボール保持者のサイドに誰もディフェンスにいけないとなると自陣のペナルティエリア付近まで簡単にボールを運ばれてしまいます。
自陣のペナルティエリアまでボールが運ばれるということは

・失点のリスクが高くなる
・ボールを奪って攻撃をスタートする位置が低くなる

に繋がります。

そうならないためにチーム戦術として、こういう場面では誰がどう対応するのか!?という部分をチームとして共有させることが必要になります
そうなると必然的にディフェンスの時には、最低限のマークの受け渡しが必要になってくるかもしれませんね。

オフェンスの時にMFの2人をどう活かすかがポイント

サッカー フォーメーション 特徴

オフェンスに関してもMFの2人をどのように使うかがキーポイントになります。
MFの2人が意図のある動きをする事によって周りのFW、DFも連動した動きができるようになります

仮にビルドアップからの攻めをしたい時にMFの2人をミドルレーンでボールを受けるようにするのか、またはボランチの役割としてMFの1人がディフェンスラインまで下がって両サイドバックを高い位置にさせるのか、などチームとして共通のイメージを持つ必要性があると思います。

両サイドDFはオーバラップしやすい

サッカー フォーメーション 特徴

サイドMFがいないのはデメリットでもありメリットでもあります。
サイドMFがいないため、サイドDFがオーバーラップをするスペースは十分にありオーバーラップしやすいフォーメーションと言えます。

オーバーラップするスタートの位置がMFではなくDFラインからのスタートになるので相手は誰がマークに付けば良いのか分からず混乱させることができます。

ただし、DFラインからオーバーラップを成立させるためには、サイドDFがオーバーラップするための「時間」を作ってあげる必要があります。
ボールキープを長くできる選手、パス交換で時間を作るなど「時間」を作るためにチームとしてどうするのかを考える必要はあります。

攻守共に流動性が不可欠

サッカー フォーメーション 特徴

選手が自分のポジションを重要視するあまりに所定のポジションから全然動かないという状態になると攻守共に成立しないフォーメーションが3-2-2だと言えます。

MFのサイドにスペースがあるので、そこを誰かがケアする、ケアしにいくとケアしに行った本来のポジションにスペースが生まれる、そこのスペースを誰かがケアする、というように選手ひとりひとりの連動性、流動性が必要不可欠になります。

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少年サッカーのフォーメーション3-2-2の考え方

3-2-2のフォーメーションを採用するのに適しているのは

・子ども達が流動的な動きができる時
・オフェンスで流動性を生み出したい時
・ディフェンスで連動性を生み出したい時

になります。
ただし

・低学年の時には、難しいフォーメーション
・全選手の理解力が必要
・サイドDFの運動量が必要

という点もセットで付いてきますので要検討です。

どのフォーメーションでもメリット、デメリットがありますので、指導者として預かっている子ども達の特徴を上手く生かしてフォーメーションや戦術に落とし込んでみてください。

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