【サッカー低学年向けの楽しい練習vol.4】ドリブルで氷鬼!!

「低学年向けの楽しいサッカーの練習が知りたい」

今回は、こんなお悩みを持たれているサッカー経験が乏しい新米指導者向けに楽しい練習を紹介したいと思います。

この記事を書いている私は、サッカーのC級ライセンスを所持して、少年サッカーの現場で約9年間ほどの指導実績があり、チームを県大会で優勝させた実績もあります。

こんにちは。debuyaです。

小学校低学年の子供は、練習といっても

・すぐに飽きてしまう
・集中してやってくれない

など、指導者が思ったような行動をしてくれないことが多いと思います。

結論から言うと、そうなってしまう原因は指導者である、あなたにあります。

低学年の子供を理解して、どんなことに興味を示すのか!?ということを指導者がしっかりと理解して、練習として行動に移してあげないと子供は言うことを聞いてくれません。

練習自体が楽しければ、子供は言うことを聞いて楽しく練習をしてくれます。

今回は、低学年向けに私が行っている、楽しいサッカーの練習を紹介したいと思います。

ドリブルで氷鬼

サッカー 低学年 楽しい練習

テーマ

・ドリブルの基本をマスターする

・味方と敵の状況の認知

必要な道具

・ボール × 各自1個ずつ

・コーンorマーカー × 4個

進め方

・Aチーム、Bチーム、Cチームと3チームに子供を分ける

・AチームはBチームを、BチームはCチームを、CチームはAチームを追いかけてタッチする

・タッチされたら、その場で止まらなければいけない

・ボールをエリアの外に出してしまった場合もその場で止まらなければいけない

・味方にタッチされたら再び動ける

・味方全員動けなくなったチームの負け

・選手のレベルに合わせてコートサイズを大きくしたり、小さくしたり調整する

コーチングのポイント

サッカー 低学年 楽しい練習

・負けないために敵を追いかけるべきなのか!?味方を助けるべきなのか!?を認知することを促す

・状況によって優先するべきことが変化することを理解させる
(例えばBチームがあと1人タッチされれば負けてしまうという状況であればAチームは、その1人をタッチしにいくべき)
(逆にAチームが自分1人しか動けない状況なのであれば、Bチームを追いかけることよりもAチームの味方を1人でも多く動ける状態にするべき)

・子供は、止まらなければいけないと伝えていても動いて、凍っているのか凍っていないのか分からない状況になりやすいので、止まっている(凍っている)選手は両手を頭の上に置くなどの判断しやすいルールを伝えておいた方が円滑に練習できる

まとめ

低学年の子供であっても周りを観ながらドリブルすることは大切なことです。

また、指導者も足元の技術にこだわりすぎず、ボールを観なくてもドリブルできることを促す必要があります。

また、サッカーがチームスポーツであることを理解してもらうために「味方」という概念を設定して味方を助けるという意識を持たせるべきです。

どれだけ足元の技術が優れていても周りの状況を認知できなければ、試合の中で活躍することはできなくなります。

そうならないために、ドリブルしながら周りの状況を認知できる能力を低学年のうちからテーマとして取り上げてみてください。

指導者が想像している以上に子供は、上手くできるものです。

【少年サッカーを上手くするにはコツがある】
指導者のコーチングや話し方次第で子ども達のトレーニングに対する取り組み方は大きく変わります。
なぜなら子ども達もバカではなく、優秀な指導者のトレーニングや話を受けたいと思っているからです。
優れた指導者や話を理解させることに長けている指導者の話は、子ども達は真摯に耳を傾けます。
仮に日頃のサッカー指導で子ども達が思ったような成長をしてくれないのであれば、指導者であるあなたのスキルの問題かもしれません。
ひょっとしたらあなた自身が学ぶことによって指導者としてのレベルが上がり子ども達もスキルアップするかもしれませんね。
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