少年サッカートレーニング!反抗期に教える難しさ!!

こんにちは。debuyaです。
コロナウイルスが世間を賑わせていますが、本日のトレーニングは、ひとり以外全員参加してくれました。
この時期は、体調不良でトレーニングに参加できない子も多く出てくるので体調管理は、大切ですね。

今回のトレーニングは2対2、3対3の復習をするためのトレーニングだったのですが、成果はイマイチだったと思います。
理由としては、トレーニングに集中させる環境や雰囲気を私自身がしっかりと作ってあげれなかったことのように思います。

反抗期で私の言うことを素直に受け入れれない選手、試合もないのでトレーニングしようという意識が元々無い選手など、集中したトレーニングになりませんでした。

この6年生から中学生を迎えるあたりの時期、反抗期、声変わりなど大人への階段を昇り始める初期段階は、本当にトレーニングの仕方が難しいなと毎回感じます。

こういう時期だからこそ、しっかりと時間を掛けてひとりひとりと会話して納得してもらうようなコーチングが必要だと思います。
あとは、少なからず私自身の権威性も重要ではないかと思います。

子ども達がトレーニングで成長する努力をしているのと並行して指導者も努力して進化していかないといけないと感じた今日この頃です。
では、今回のトレーニングを紹介していきます。

ウオーミングアップ(ドリブルしながら3チームで氷鬼)

サッカー トレーニング 氷鬼

・トレーニング内容
赤が青をドリブルしながら追いかける
青が白をドリブルしながら追いかける
白が赤をドリブルしながら追いかける

タッチされたら凍らないと(その場で立ち止まる)いけない
凍った人は味方にタッチしてもらうとまた動ける

・子ども達に伝えたポイント
体とボールが離れないドリブルを意識する
「追いかける」、「助ける」、「逃げる」をドリブルをしながら同時に行わないといけないのでドリブルをしながら「観る」という部分が重要

・トレーニング成果
楽しくトレーニングしていた
止まっている選手はいなかった

・今後の課題
ボールコントロールがまだ上手くできていない
周りを観ることがまた乏しい
文句を言う選手が多数いた

・寸評
まずは、以前にもやったウォーミングアップを兼ねた氷鬼のドリブルです。
体を動かす、子ども達が楽しくやるという点では良いトレーニングだと思っています。

しかし、現実はすんなりと良い方にばかり行ってくれず、「誰かがタッチされていない」とか「誰かがボールが出た」とか場面場面で文句が多発していました。

トレーニング内容がどうこうというよりも私の子ども達に対するトレーニングの持っていき方、トレーニングに対する取り組み方、取り組む姿勢に問題があったように感じました。

しかし、厳しく言えば反抗期特有の「うっとおしい感」が出てしまいますし、なんとなくだらっとトレーニングをすると統制が取れずカオスな状態になってしまいます。
なので、うまくバランスを取って子ども達全員が気持ちよくトレーニングできる環境を生み出すことが個人的な今後の課題だと思います。

2対1

サッカー 2対1

・トレーニング内容
ゴールを設置してオフェンスとディフェンスの2対1

・子ども達に伝えたポイント
オフェンスは2人でゴールを観に行くこと
ディフェンスのポジション、体の向きをしっかりと観て判断すること
ワンツー、ダイアゴナルラン、クロスオーバーのどれかを狙いにいくこと

・トレーニング成果
繰り返し行っているトレーニングなので、ほとんどの場面でオフェンスが苦労なく突破できていた

・今後の課題
2対1という数的有利という条件に怠けてポイントを無視して攻めた選手が何人かいてディフェンスにボールを取られてしまうという場面があった
子ども達が2対1のトレーニングをしていて、ここから発展する2対2や3対3のイメージをもってやっていなかった

・寸評
まずは、子ども達に良いイメージを出すために初歩的な復讐として2対1をやってもらいました。
繰り返しトレーニングしているので最初はあえて何も言わずにトレーニングしてもらうと、やはり数人はポイントを忘れてボールロストする場面が出てきました。

ひとつひとつのポイントをしっかりとやろうという話を改めてしましたが、子ども達の反応は微妙な感じでした。
「なんで今更そんなこと注意してやらなきゃいけないの!?」
「高確率で突破できてるじゃん!」

と言葉では発していませんが、そう思っていても不思議ではないような表情やその後のプレーだったように感じます。
私一人だけの心配事であれば良いのですが、試合もないので実践でできるようになっているのか、できないのかのジャッジもこの時期はできないのでなんとも言えません。

2対2

サッカー 2対2

・トレーニング内容
ゴールを設置してオフェンスとディフェンスの2対2

・子ども達に伝えたポイント
オフェンスは2人でゴールを観に行くこと
ディフェンスのポジション、体の向きをしっかりと観て判断すること
ワンツー、ダイアゴナルラン、クロスオーバーのどれかを狙いにいくこと
2対1でやったことと同じ状況を生み出すこと

・トレーニング成果
無いとは言わないが上積みはされてる感じはしなかった

・今後の課題
うまく突破できる選手とできない選手の差が激しい
ディフェンスの意識の違いも差が激しい
観る、状況判断というポイントが乏しく最適な選択肢ができる選手が少ない

・寸評
次に2対2をしてもらいました。
ポイントは以前にも子ども達に伝えていて2対2の局面をいかにして2対1にするかがポイントなのですが、前回よりも上手く行っていなかったように感じました。

理由は、いくつかありますが、最も上手くいかなかった点は子ども達の状況判断の悪さだと思いました。
ディフェンスがチャレンジにきているのか!?カバーをしているのか!?という部分の判断が悪く、相手に良い意味で合わせた最適なプレーがあまりできていませんでした。

また、この時期は体のサイズなど成長する子はもの凄く成長していますし、成長が遅い子はまだ小学生サイズです。
体に勝る子は、2対2どうのこうのではなく、ディフェンスが緩ければ単独でドリブル突破できてしまいます。

それに拍車をかけて「突破できてるのに何が悪いの!?」という感じにもなります。
そういう意味では、この時期はオフェンスの意識というよりもディフェンスの厳しさ、ディフェンスが厳しいと体で勝る子でも単独で突破できないんだよ!ということをより理解させないといけないのかもしれません。

今の小学年代ラストでどれだけフィジカル的に優れていても中学年代に行けばフィジカルで通用しなくなります。
そのことを理解して欲しいのですが・・・。

難しいですね。
「百聞は一見に如かず」ですね。

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最後はゲームをして本日は終了しました。
ウインターブレイクの試合の無い時期は、他のチームや他の選手との比較が難しく、自分たちがどの程度成長しているのかを見極めるのが難しいのが難点です。

ちなみに、翌日予定していた壮行試合も天候不良のため中止になりました。
残念ですが、次に進みましょう!!

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