「低学年向けの楽しいサッカーの練習が知りたい」
今回は、こんなお悩みを持たれているサッカー経験が乏しい新米指導者向けに楽しい練習を紹介したいと思います。
この記事を書いている私は、サッカーのC級ライセンスを所持して、少年サッカーの現場で約9年間ほどの指導実績があり、チームを県大会で優勝させた実績もあります。
こんにちは。debuyaです。
小学校低学年の子供は、練習といっても
・すぐに飽きてしまう
・集中してやってくれない
など、指導者が思ったような行動をしてくれないことが多いと思います。
結論から言うと、そうなってしまう原因は指導者である、あなたにあります。
低学年の子供を理解して、どんなことに興味を示すのか！？ということを指導者がしっかりと理解して、練習として行動に移してあげないと子供は言うことを聞いてくれません。
練習自体が楽しければ、子供は言うことを聞いて楽しく練習をしてくれます。
今回は、低学年向けに私が行っている、楽しいサッカーの練習を紹介したいと思います。
全員、点を取れ
テーマ
・サッカーがチームスポーツであることの理解
・状況判断
必要な道具
ボール × 1個
ゴール × 2個
マーカー × 数個
進め方
・3人や4人などのチームに分ける
・通常のゲームと同じで進める
・チームのA君が得点できれば1点だが、同じチームのB君、C君が得点をしないとA君が何点取っても得点として認められない
コーチングのポイント
・どうしたらチーム全員が得点できるのかを選手には考えてもらう（場合によってはチーム同士で作戦会議をしても良い）
・もしも選手のレベルが一定のレベルではなく、得点が困難な場合には、2ゴールではなく4ゴール（各チーム2ゴール）を設置することも良い
・技術が乏しく、なかなか点が取れない子も中には出てくる。その時に、その子が点を取れないことが悪いのではなく、点を取らせるためにどうしたら良いのかを考えさせる指導者の誘導が重要
まとめ
低学年の子供達には、多くある話ですが、運動能力に長けている選手が永遠とドリブル突破をし続けて、その選手しかサッカーをしていないというケースに指導者が頭を悩ませる場合があります。
しかし、本来サッカーは個人競技ではなくチームスポーツのはずです。
運動能力が高く、ドリブル突破が容易に行えるのは長くても小学年代までで、それ以上になればピッチの大きさ、プレー人数の増加、プレー時間の増加、ディフェンスの向上などによりドリブル突破は容易に行えなくなり、選手の伸び悩みに繋がります。
そうならないために、小学年代からチームプレーが選択肢として必要だということを理解してもらう必要があると考えます。
個人としての能力を尊重しながらチームプレーの大切さを指導者は低学年の子供達に理解させてみてください。
【少年サッカーを上手くするにはコツがある】
指導者のコーチングや話し方次第で子ども達のトレーニングに対する取り組み方は大きく変わります。
なぜなら子ども達もバカではなく、優秀な指導者のトレーニングや話を受けたいと思っているからです。
優れた指導者や話を理解させることに長けている指導者の話は、子ども達は真摯に耳を傾けます。
仮に日頃のサッカー指導で子ども達が思ったような成長をしてくれないのであれば、指導者であるあなたのスキルの問題かもしれません。
ひょっとしたらあなた自身が学ぶことによって指導者としてのレベルが上がり子ども達もスキルアップするかもしれませんね。
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